クエ パイティー(Kuih Pie Tee) 《マレーシア》 [海外旅行]
喰え!パイティー
というわけではありません(笑)。
クエ パイティーというのは、ニョニャ料理の前菜です。単にパイティーと呼ぶ場合や、ニョニャ クエ パイティーと呼ぶ場合などもあるようです。
小さなカップ状の形の、粉を揚げた器の中に、甘辛く煮た切干大根のようなものと野菜や場合によってはエビなんかを入れて、チリソースをかけていただきます。見た目も面白いですし、食べてみると結構後を引きます。
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パイティーの表記
アルファベットでの綴りが揺れていて、ちょっと悩ましいことも。クエの綴りが「Kuih」「Kueh」両方あるようですし、パイティーも「Pie Tee」「Pai Tee」の綴りがあるようです。ま、細かいことを気にしてはいけないのでしょう(笑)
なお、英語ではトップハット(Top Hat)とも呼ぶようです。トップハットというのはいわゆるシルクハットのことで、帽子をひっくり返したようなカップの形に由来しています。
名前からもおしゃれな奴ですので、見つけたらぜひ試してみて頂きたいです。
パイティーを探して
ニョニャ料理ですので、ニョニャ料理屋さんに行けばある、かと思いきや、意外と置いていなかったり、メニューに載っていても売り切れだったり、と、中々巡り合えない茄子屋です。そんな中で、パイティーに巡り合えたお店をご紹介します。
でも、ニョニャ料理のお店ならば、マレーシアに限らずシンガポールでも食べられる、と思います。茄子屋の運が悪かっただけだと思いますので、いろいろなお店にトライしてみてください。
オールドチャイナカフェ(Old China Cafe)
クアラルンプールのチャイナタウンの外れの方にある、古い建物を利用したレストランです。ニョニャ料理各種を扱っている、こじんまりとしたお店です。
パイティー
オールドチャイナカフェでは、「Pie-Tee / Top Hats 娘惹小金杯」という表記でした。「娘惹」はニョニャのことですので、ニョニャの小さな金杯、とこれまたしゃれた名前です。娘に惹かれる、でニョニャというのも楽しいですね。
このお店のパイティーは、カップと具が別々で出てきました。切干大根の煮物の様なのと、キュウリ、モヤシにチリソース添えです。
ちなみに写真のもので7.80リンギット、カップが追加1個で0.80リンギットでした。(2015年2月時点)
お昼時に行ったので、結構込み合っています。ニョニャ料理のお店は、どこも人気が高いように思えます。
住所
11, Jalan Balai Polis, Kuala Lumpur
営業時間
- 午前11時半~午後10時(ラストオーダ:9時45分)
定休日の記載は特になし
公式サイト
チキンライスショップ(The Chicken Rice Shop)
マレーシアを中心にチェーン展開しているチキンライス屋さんです。シンガポールにも何店舗かあります。ここのお店でもパイティーを置いていますのでご紹介まで。
公式サイト
お店のメニューでパイティーを見かけられたら、ぜひお試しください。
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