マーライオンの由来 《シンガポール》 [海外旅行]
5つのマーライオン
日本語版Wikipediaでは、5つのマーライオンがあるとの記述があります。5つもあるの、か、5つしかないの、か?
マーライオンは小さいものならばシンガポールの街中でいろいろ見た覚えがありますし、土産物屋で山と売っています。それどころか、日本国内でも品川駅そば、高輪の方のシンガポール料理屋さん、「シンガポールシーフードリパブリック」の前にも2体鎮座していたりします。
なんで5つとされているのか、というのは、マーライオンの由来とあわせて調べてみます。
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マーライオンの由来を求めて
日本語版Wikipediaを参照しようかと思いましたが、英語版Wikipediaの内容と見比べるとどうも食い違っている箇所があってどっちが正しいのか判断がつかない。ですので、もう少し良さそうなソースをググってみました。
すると、「Singapore Inofpedia」という電子百科事典のサイトが見つかり、そこにマーライオンの記事がありました。このサイトは、NLB(National Library Board)というシンガポールのお役所がやっているらしいので、信頼できると思っています。ちなみに、NLBは中国語では「国家図書館管理局」と表記するらしく、国立図書館を運営するセクションの模様。
マーライオンの由来
「Singapore Infopedia」の「Merlion」(マーライオン)に関する記事を、適当に訳して抜粋してみます。
- マーライオンとは、ライオンの頭と魚の体を持つ架空の動物です
- マーライオンは1964年にSTPB(Singapore Tourist Promotion Board:シンガポール観光振興局、現在のSTB(Singapore Tourism Board):シンガポール観光局)によってデザインされました
- 後にマーライオンという名前を付けられて、1966年にSTPBの商標として登録されました
- 商標ですので、マーライオンを使用するにはSTPB(現在はSTB)の許可が必要となります
- シンガポールには、5つの公認されたマーライオン像があります
もともと、観光局が作ったキャラクターだったんですね。
マーライオンを利用するには観光局の許可がいるということでして、観光局公認の像としては5つあるとのことです。なので、Wikipedia等にあるような5つのマーライオンがある、ということになるのでしょう。それら5つのマーライオン以外は、許可は得ているが公式ではないか、許可を得てないということになるかと。
なんでライオンと魚がくっついた?
何を思ってライオンと魚をくっつけたのか? …量が多くなったので次回書きます、すいません。
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